ヨモギオイルの作り方

「パーマカルチャー」という言葉をご存知でしょうか?

パーマカルチャーとは、続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法です。私たちの命を支えている自然の恵みである食べ物やエネルギー、水などがどこからきてどこへ行くのか、そして自分の毎日の生活がそれらにどのように関わっているのかを知り、汚染や破壊を引き起こすのではなく、より豊かな生命を育むことが出来るようにそれらと関わっていくこと。そして争うのではなく喜びを分かち合うことを前提とした人間社会を築いていくこと。これらを実現していくために自らの生活や地域、社会そして地球を具体的にデザインしていきます。【引用:パーマカルチャー・センター・ジャパン(PCCJ)】

このパーマカルチャーについて学びたいと思い、近所で開催されているワークショップを探して最初に見つけたのがこの「ヨモギオイルづくり」でした。

ヨモギオイルは万能オイル!?
ヨモギオイルは効果が万能で、擦り傷・切り傷・やけど・ひび割れや乾燥肌・虫刺され等はもちろん、マッサージオイルとしても使える万能オイルだそうです!!!
市販の薬では不安の方、肌の弱い方、自然資源を活かした暮らしをしたい方にオススメの暮らしの知恵ですね。

採取するヨモギは、できるだけ綺麗な土壌や空気で育っているものが理想ですが、少し田舎に行くとたくさん生えているそうです。ヨモギを採取したら日干しして乾燥させますが、今回のワークショップでは先生があらかじめ乾燥させたヨモギを持ってきてくださいました。

そして、ヨモギと材料が揃ったらゴマ油を加熱してヨモギを投入します。(ちなみにゴマ油は“太白胡麻油”がオススメだそうです。)

その後は弱火で混ぜながら30分〜1時間加熱。最後に抽出したら、万能オイルの完成です!
初めてのパーマカルチャーのワークショップでしたが、とても簡単に楽しみながら暮らしの知恵を身につけることができました。